メモリアル・スローン・ケタリングがんセンターの研究者らは、ニューヨーク・プレスビテリアン病院およびコーネル大学ウェイル医科大学と共同で、マイタケ（発音はマイトック）と呼ばれる薬用キノコの抽出物に関する研究を行っている。

実験室での研究では、マイタケは動物の癌の増殖を抑える効果があることがわかっています。マイタケは癌細胞を直接殺すわけではありません。免疫システム（感染に対する体の防御システム）を介して作用すると考えられています。試験管、動物、およびヒトの用量決定研究では、マイタケが免疫機能を高めることがわかっています。この研究は、マイタケがMDS患者の好中球数と機能を改善するかどうかを調べるために実施しています。好中球は感染と戦うのに役立つ白血球です。